過去ログ - 卯月「シンデレラプロジェクトが無くなっちゃうんですか...?」
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18:名無しのシンデレラ ◆vSqCWNhtWA[sage saga]
2016/09/17(土) 22:37:39.59 ID:lbAtUERV0
コンコン、常務室にノックの音が響く。

美城常務「入れ。」

姿を見せたのは千川ちひろであった。

ちひろ「明朝の会議の資料をお持ちしました。」

美城常務「ご苦労。今日はもう遅い。早めに帰りたまえ。」

ちひろ「お気遣いありがとうございます。実は少しお話があるのですが…」

パソコンからちひろに目を移す。

美城常務「ほう、話か。言ってみろ。」

ちひろ「NGsのことについてなのですが…」

そんなことか、と冷めた顔をする美城常務を見つめながら続ける。


ちひろ「特に島村卯月ちゃん、ですが…ここのところお仕事も無く、レッスンばかりの日々です。
個人的なお仕事をとは言いませんが、せめてNGsとしてのお仕事を少しだけやらせてあげてはいかがでしょうか?」

美城常務「たかがアシスタントが個人的に意見するなど君は何様のつもりだね?」

ちひろ「いえ…そういうつもりでは…」

美城常務「まぁ、いい。…そういえば君は以前からCPをかなり気にかけていたそうじゃないか。彼女達に母性でも芽生えたか?」

ちひろはここで少しムッとした。だが顔には出さない。

ちひろ「そうですね。娘達を継母に預けるのはとても不安なものですので、このような提案をさせていただきました。」

美城常務「……ところで島村卯月、だったな?せっかくの機会だ、彼女の今後について母親と進路相談でもしようか。」

ちひろは黙っている。



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