過去ログ - 卯月「シンデレラプロジェクトが無くなっちゃうんですか...?」
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9:名無しのシンデレラ ◆vSqCWNhtWA[sage saga]
2016/09/17(土) 22:21:12.05 ID:lbAtUERV0
ガチャリと扉を開けて入ってきたのは武内Pとアシスタントの千川ちひろであった。
アイドルたちは誰1人とも口を開かなかった。ただ武内Pがいつもの場所へと歩を進める姿を見ているだけだった。

凛「…」

武内Pの姿を見て顔をしかめる凛を横目に見ながら卯月も武内Pの言葉を待った。

武内P「………………みなさん、おはようございます…」

しばしの沈黙の後いつもの朝礼が始まった。

武内P「…以上が各部署から寄せられた意見となります。各人ともこれらの点に気をつけて生活をなさってください。」

ここでまずみりあや莉嘉が質問を投げかけプロデューサーを困らせる、そしてそこからみんなが思い思いにおしゃべりを始める。これが普段のCPの朝礼だ。
だが今日は違う。誰も口を開かない。
ただ武内Pの口から例の件について説明されるのを待っているのだ。

ちひろ「プロデューサーさん…」

ちひろが催促をする。

武内P「……」

ちひろ「私からお話してしまいますよ?それでいいんですか?」

武内P「……わかり、ました…」

苦虫を何匹も噛み潰したような顔で声を絞り出した。

武内P「…まず、先日のライブ…シンデレラの舞踏会についてですが…」

苦しそうな笑顔で続ける。

武内P「みなさん、とてもいいステージでした。この半年間のみなさんの頑張りが表れた、とても素晴らしい結果だったと思います。」

微かに光が見えた気がした。現にみくはもし猫耳が生えていたらピコピコ動かしていそうだ。




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