2:名無しNIPPER
2016/09/18(日) 22:44:34.82 ID:Xc9Za3IY0
アイシア「で、さくら公園にでも行くんですか?純一」
純一 「今からそこ行くのはちょっと遠いだろ。特に行き先は決めてなかったよ。」
アイシア「珍しいですね。出不精の純一が理由も無く散歩とか言い出すの。」
さくら 「あはは、そうだよね。純一君らしくないかもね。でもまぁ健康のためにはいいことだよ。」
純一 「・・・・」
返す言葉が無いとはこのことだ。日ごろの行いの賜物か。いや最近はそうでもない筈・・・昔の印象がそうさせるのか
だけど、アイシアとさくら二人相手に言い返すのも面倒だ。きっと一言言い返せば3倍くらいになって帰ってくる。しかもステレオで
徒労に終わるだろう反論も、さっき自販機で買った紅茶で飲み込んでしまう。
どうでも良いがこの紅茶昔より甘くなった気がする。なんとなく紅茶の成分記載欄を見ていると
さくら 「どうしかした?純一君」
緑茶のペットボトルに口をつけながら、さくらが聞いてくる。
純一 「甘いなと思っただけだよ」
さくら 「紅茶甘すぎるの?ぼくのと交換する?」
純一 「いや良いよ。これくらい甘いほうがいい。」
「じゃあわたしのと・・」とでも言おうとしたんだろうアイシアは、俺と同じやつを買ったことを思い出したのか何も言わなかった。
アイシア「あま〜い」
自分も飲んでみて、アイシアはこの紅茶よりも甘ったるい笑顔を見せながらこちらの意見に同意してくる。
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