過去ログ - 僕「目が覚めたら生物兵器に、なんてよくある話だと思ってた」
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42:1[saga]
2016/10/01(土) 05:12:17.52 ID:PMSQW7o80
僕「(・・・・・・何か話してる気がするけど、さっぱりだ)」

僕「(こっちはもっと訊きたいことが――――)」

女部下「ハロー、大丈夫?」

僕『なんとか』

女部下「伝言2つ預かって来たわ。まず1つはこれからの予定ね」

僕「(予定?)」

女部下「今日は・・・・・・っていうか今夜はここで説明会終わりみたいなんだけど、日が昇ったらあなた、忙しくなりそうよ」

僕「(・・・・・・?)」

女部下「検査とか点検とか観察とか、要するに色々やって色々様子を見るつもりらしいわ。驚くことばかりだろうけど、頑張ってね」

僕「(もう驚き疲れてるんだけど・・・・・・これ以上何を驚けっていうんだ)」

女部下「それともう一つ。今の内に現在の時間を西暦から教えとけって言われたんだけど」

僕「(時間・・・・・・?それなら2003年の7月か、遅くて8月――――)」

女部下「今は西暦2020年9月18日、時刻まで言うと午前2時56分とーー約30秒ね」


僕「(――――)」


女部下「あなたが事故にあってから17年と2ヶ月が経ってるわ。・・・・・・ショックかもしれないけれど」

僕「(――――)」

女部下「反応が・・・・・・仕方ない、か。受け入れられないなら今はそれで良いと思うけれど、これが事実だってこと、今後イヤって程思い知らされるだろうから、覚悟はしておいてね」

女部下「・・・・・・私だって、伝えるの、辛いのよ」


博士「伝言は渡ったかね」

女部下「・・・・・・あ、はい。でも、わざわざここで言う必要あったんですか?伝える身にもなって下さいよ」

博士「遅かれ早かれ痛感することじゃ。早い段階での苦痛ほど早く収まる」

女部下「じゃあもっと早く言えば良かったんじゃ・・・・・・って、あの人は?」

博士「もう一人の部下ならさっき出て行ったぞい」

女部下「は、薄情者・・・・・・」

博士「この兵器を檻に戻したら、お前も寝なさい」

女部下「呼ばれる前まで仮眠してたのに・・・・・・」(ポソ

女部下「って、檻に戻しちゃうんですか!?檻暮らしの兵器ッティですか!?」

博士「檻暮らしのうんたららかは知らんが、まだ様子見段階じゃしの。本人にはとてつもなく悪いが」

女博士「せめて檻外しませんか?」

博士「あの独房でも一番最初の環境に比べたら遥かにマシなんじゃが・・・・・・まぁいいか。あ、檻は開けっ放しにはせんぞ」

女部下「ダメですか・・・・・・」


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