過去ログ - 僕「目が覚めたら生物兵器に、なんてよくある話だと思ってた」
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6:名無しNIPPER[saga]
2016/09/18(日) 04:11:05.37 ID:1Qs4eMLB0
僕「(・・・・・・え)」

僕「(いきなりスケッチブックとペン渡されたんだけど・・・・・・何すればいいの、これ。何か書きゃ良いのかな。とりあえず着るものよこせ的な事書こう・・・・・・かな)」


博士「・・・・・・もう充分。独房の檻を開けようか」

部下「 正気ですか?第一、まだ与えただけで何も――」

博士「スケッチブックとペンの持ち方を見ろ。左手でしっかり紙を握り押さえ、右手でまるで人間のようにペンを持っている。多少なりとも知性がある証拠じゃろう」

部下「偶然ですよ。ペンの持ち方なんて、誰が教えた訳でもないのに」

博士「そう、“偶然”じゃよ。それでいいんじゃ」

部下「??」


僕「(――――!檻が空いた!え、じゃあ出してもらえる・・・・・・?って、いやいやその前に服だ服!せめて前の下は隠さなきゃだめだって!)」

博士「起きたか」

僕「!」

僕「・・・・・・(えっと、どちら様?じゅ、銃とかは持ってないみたい、だけど)」

博士「近付いても動じない。ますます大丈夫そうじゃな。安定期に入ったのか。・・・・・・ん?」

下っ端A「おい見ろ、普通に話しかけてるぞ」

下っ端B「あのまま顔噛まれたり引っ掻かれたりしてな」

下っ端C「バーカ、ウサギはそんなことしねーよw」

僕「(もう日本語で話してくれる希望は捨てよう・・・・・・(※未だに主人公の僕以外全部英語)。あ、やっば!スケッチブックにも日本語で書いちゃっ――)」

博士「――これは驚いた。誰か小さめのサイズの白衣の余り持ってきてくれない?」

僕「(・・・・・・?)」

博士「あ、これは私が預かるからね」

僕「(え、スケッチブック持ってっちゃうの!?唯一の伝達手段がぁーーー!!)」




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