過去ログ - 「Pであり世帯主」(デレマスとモンスター娘のいる日常オンラインクロスSS)
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2: ◆stww/BS79E[sage saga]
2016/09/18(日) 18:09:28.93 ID:z/PHZfTB0

0、導入

「あ、ご主人様! おかえりなさいませ」

 プロデューサーとしての仕事を終え帰宅した俺に出迎えの声がかかる。

彼女は、『ミュー』という名の『ドラゴンメイド(龍人)』で、いつもメイド服を着ている。

 モンスター娘たちの留学をアシストする存在で、プロデューサーの自分からすれば、かの緑の事務員のようなポジションだ。

 唯一違うのは……

「あ、あのぉ……ご主人様に折り入ってお願いがあるのですが……」

プロデューサー業はお仕事がメインだが、

世帯主としてのイベントは彼女が引き起こした厄介事の後始末がとても多いという点だ。

今回も何か起こしてしまったらしい。

「どうしました?」

「はい。そのぉ……一部の留学生さんたちにご主人様のお仕事がバレてしまいまして……」

あまり聞きたくなかった言葉に一気に背中に冷や汗が出てくる。

「そ、それで……」

「な、なんとか隠そうとしたのですけれど……そ、その……」

「……」

「その仕事の話を聞いていた5人の子が話し合いまして『ご主人様の仕事場を見せてくれれば隠す』と……」

「は、はぁ……」

とても申し訳なさそうに伝えてくるミューさん。

これで何度目というのは置いておいて、少し思案する……。

「ミューさん、その5人って誰ですか?」

「えっと……小町さん、レムさん、フローズさん、ジェリーさん、レーテーさんです」

小町→小柄な蜘蛛少女

レム→グレムリン族の小さい子

フローズ→人間嫌いな狼少女

ジェリー→スライム少女

レーテー→レッサーデビル(小悪魔)なギャル

……あまり行きたがるようなメンツではないが……ミューさんが話をややこしくした結果かもしれない。

「そうですね……1人1人、事務所に待機する予定の子に合わせて連れて行くのなら大丈夫……かな」

「あ、ありがとうございます!」

とてもいい笑顔で言うミューさんには、毎度敵わない。


そんな感じで、プロデューサーとして働くアイドル事務所に

モンスター娘が遊びに行くことになったのでした。



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