過去ログ - 狐神「おぬしはお人好しじゃのう」 其ノ貮
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686: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2017/08/23(水) 22:33:15.52 ID:RJRubkLg0
狐神「わしの山の仲間も瞬く間に死んでいった」

狐神「たまたまわしが山の主として化けて出ただけで、場合が違えば百以上も昔にわしも失せていたじゃろう」

お祓い師「そうなっていたら俺とお前が出会うことも無かったか……」
以下略



687: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2017/08/23(水) 22:34:10.03 ID:RJRubkLg0
狐神「じゃが二度目はわしを助けるために戻ってきてくれた」

お祓い師「……きっかけっていうのは分からないものだな」

狐神「全くじゃ。わしもあの時は目の前の金の亡者とつがいになるとは思ってもおらんかったわい」
以下略



688: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2017/08/23(水) 22:35:07.99 ID:RJRubkLg0
お祓い師「遺す分は十分にあるからな……」

狐神「うむ……」

お祓い師「…………」
以下略



689: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2017/08/23(水) 22:36:25.78 ID:RJRubkLg0
狐神「そんなの……わしから礼を言いたいぐらいじゃ……」

狐神「おぬしのお陰でわしは……」

お祓い師「狐神……聞こえているか……」
以下略



690: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2017/08/23(水) 22:38:25.58 ID:RJRubkLg0


お祓い師「…………愛している。ありがとう…………」


以下略



691: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2017/08/23(水) 22:39:41.82 ID:RJRubkLg0
狐神「……確かに英雄譚に語られる主人公では無かったが……」

狐神「……わしにとっては、おぬしが英雄じゃったよ……」

狐神「……わしの物語では、おぬしが英雄じゃった……」
以下略



692: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2017/08/23(水) 22:40:35.37 ID:RJRubkLg0





以下略



693: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2017/08/23(水) 22:41:05.19 ID:RJRubkLg0
女性の声「どうかしたの?」

男性の声「うん。数日は少し忙しくなるかも」

女性の声「え……それって……」
以下略



694:名無しNIPPER[sage saga]
2017/08/23(水) 22:47:04.33 ID:16NeqMAaO
乙ー
また書いてくれよな!


695: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2017/08/23(水) 22:48:57.66 ID:RJRubkLg0
《猫》


※《妖刀》編の後に当たります

以下略



696: ◆8F4j1XSZNk[saga]
2017/08/23(水) 22:50:23.66 ID:RJRubkLg0
フードの侍「皇国内のは全部確認し終わったと思っていたんだけど、今回は運が良かったなあ」

フードの侍「しかしこの辺にあるはずなんだけど見当たらない……」

フードの侍「周りに民家があるような気配もないし、持ち運ばれている最中だと考えた方が良いかもね」
以下略



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