過去ログ - 藤原肇「陶磁器祭りに!」鷺沢文香「……行ってきました」
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11:名無しNIPPER[sage saga]
2016/09/18(日) 20:18:15.89 ID:z9KAhSHW0
あちこち見て回ると気付けばもうお昼過ぎ。

会場内の食事スペースにてお昼を頂き(鴨汁とニラ玉団子、美味でした)、デザートにイチゴを贅沢に使ったかき氷を食べて一息つきます。

午前中にいくつかの陶磁器を鑑賞しましたが、やはり肇さんにとって備前焼は特別みたいです。

肇「備前焼の魅力の一つは、同じものが決してないその個性ですね。窯の中で焼き上げられた際の炎の当たり方、灰の被り方で全く違う焼き上がりになりますし、ヒダスキやボタモチのようにある程度狙って出す模様でも、ちょっとした偶然一つで全く違う作品になりますから」

肇さんは久しぶりに大好きな備前焼に触れられたためか、珍しく饒舌です。

肇「それに、青備前も素敵でした…あれはですね、窯の中で強い還元状態で焼かれることで出来るものなのですが、還元状態となる部分は窯の中でも極一部なのでどうしても数が限られていて…」

興味深く聞いていると、急に肇さんが黙り込んでしまいました。

文香「……あの、どうかされましたか?」

肇「いえ、その、ごめんなさい。私ばかりぺらぺらと喋ってしまって…文香さんが備前焼に興味を持ってくれたのが嬉しくて、つい調子に乗ってしまいました…」

そう言って口を噤んでしまう肇さん。

私は肇さんの話をとても楽しんで聞いていたのですが、今そう言っても私に気遣われている、と思われてしまうかもしれません。

文香「……私は、とても嬉しかったんです」

肇「文香さん…?」

だから、私は、口下手なりに、肇さんに気持ちを伝えることにしました。


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