過去ログ - 金剛『ッ結婚カッコカリ!!?』 比叡「ッヒエエエエエエエ!!?」
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45:名無しNIPPER[saga]
2016/09/18(日) 21:39:13.42 ID:fdOXkjWP0
不知火「…」

妙高「ひっ…!!?」

ズルズルと。
力なく横たわる血まみれの那智の髪を持ち引きずりながら。

不知火は廊下の角に追い詰めた、獲物に近寄る。

廊下には、羽黒と足利も倒れ込んでいた。

一瞬の出来事だった。

突然、声をかけられた四人は、砲撃を至近距離から浴びせられ、弾き飛ばされた。

大井「不知火ちゃん、止まって!!!」

妙高「あ…ああ!!大井さん!!」

不知火「…沈め」

妙高「ひでぶっ!!??」

顔面に14センチ単装砲の直撃を受けた妙高は、顔面から煙を上げながら、廊下に倒れる。

肉の焦げる、嫌な臭いがした。

大井「しら…ぬいちゃん!?どうしたんですか!?何があったっていうんですか!?」

ゾンビのように生気を感じさせない動きでこちらに振り向いた不知火は、口を開く。

不知火「…ずっと考えてました。…どうしたら、司令官をこの状況から救えるかと。…どうしたら守れるかと…」

不知火「考える必要なんてなかったんです、最初からこうすればよかったんです…」

不知火「この鎮守府のすべての艦娘を殺します」

不知火「そうすれば、司令官を傷つける者はいません。司令官は、生き延びることが出来るんです」

不知火「そう…。もっと早く、もっと早くこれに気づいて、みんな殺していれば」

不知火「司令の左腕は無くならずに済んだのに…!!!!!!」

大井「ッ!?」

状況は何となくわかった。
言葉が通じる状態じゃないこともわかった。
まだ、洗脳され切ってないこともわかった。

大井「物理的にショック療法をするしかないみたいですね…!!!それに、北上さんまで殺そうっていうならそうはいかないわ!!!」

不知火「沈め!!!」

大井「少し落ち着きましょうか!!!」



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