過去ログ - 金剛『ッ結婚カッコカリ!!?』 比叡「ッヒエエエエエエエ!!?」
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8:名無しNIPPER[saga]
2016/09/18(日) 20:32:57.02 ID:fdOXkjWP0
おそらく、彼女との巡り合いは偶然ではない。

どこに隠れていても、夜になれば司令室に私が帰ると考えた彼女は。

その進行ルートにずっと張り込んでいたのだ。

おのれの武器を研ぎ、殺気を隠し、息を潜め。

私を殺すために。

目にも止まらぬ早さで私に接近してくる川内の動きを止めたのは、私の行動ではない。

私の後方から放たれた、川内以上の殺気を放つ相手の出現によるものだ。

提督(ッ!!?不知火!!?)

川内「ッ!!??」

不知火「…………」

すでに艦装を展開しており、砲塔は私に照準を合わせている。

目があう。

絶対零度の視線と、私の視線がぶつかった。

条件反射的に体を伏せ、縮こまった私のすぐ上を、轟音とともに不知火が放った砲弾が飛ぶ…!!!

頭に被っていた帽子が衝撃で飛び、背中を莫大な衝撃と熱が襲った…!!

提督「ッあああああ!!?」

鼓膜を直接叩くような爆音と共に、体がコマのように回転して吹き飛ぶ。

川内(小破)「ッガ!?…ッちゃんと狙えくそがああああああああ!!??」

わたしが砲弾を間一髪でかわしたことにより、外れた砲弾は川内に直撃した。
…川内は激昂する。

不知火「不知火に何か落ち度でも??」

川内「ッぶっ殺す!!!」

不知火「やってみなさい」

後ろで始まる戦闘に、鎮守府中の電気が付き、何事かと廊下を駆ける足音がどんどん増えていく。

提督(ッだが…チャンスだ…)

司令室はもう直ぐ目の前。
這いつくばっている体勢からなんとか身体を起こし、司令室へ向かう。



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