過去ログ - 理樹「杉並さんと付き合ったら皆から襲われた」
1- 20
60:名無しNIPPER[saga]
2016/09/21(水) 22:24:24.83 ID:JT6XluPw0
理樹(やがてスクリーンが明るくなり、清掃員が掃除をしに来たので否が応でも出ていかなくてはならなくなった)

受付前

理樹(この映画作戦はチケットを買うまでが最大の隙となっていた)

理樹「杉並さん、チケットを買ってくるから僕らの制服を着ている人がいたら誰であっても言ってね」

杉並「うん……」

受付「どれをご覧になりますか?」

理樹「そうだな………」

理樹(また観ている間はずっと映画以外のことに集中しなきゃ行けないのは分かっているけど、やっぱりここはラブロマンスで………)

杉並「……ねえ直枝君……さっき学生服って言ってたけど………白いマントは大丈夫?」

理樹「えっ?」

杉並「あ、あそこに能美さんが……隠れてるつもりなんだと思う」

クド「……………………」

理樹(いた。エレベーターの横の柱に頭とマントの端だけ見せてこちらの様子を伺っていた)

理樹「に、西口の方から逃げよう!」

クド「!!」

杉並「うん!」

クド「わ、わふー!?待ってくださーい!」









商店街

理樹「ハァ……ハァ……!」

杉並「つ、疲れた……」

理樹(ここまで走れば流石のクドも追ってこれないはず……)

美魚「なるほど……恭介さんの言った通りですね」

理樹「えっ!?」

理樹(魚屋さんの中から今度は西園さんが現れた)

理樹「な、なんで!?」

美魚「逃げても構いませんよ。その方が楽です」

理樹「クッ……!」

理樹(体力を消耗したせいで走るスピードはかなり遅くなったが、西園さんは追ってくる気配を見せなかった。『その方が楽』?どういう意味だ……)


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
101Res/54.69 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice