過去ログ - 亀「竜宮城発地上行きの最終便は先程出発致しました」
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20:名無しNIPPER[saga]
2016/09/18(日) 21:35:30.40 ID:6IqMHEM30
音姫「……そういえばいつの間にやら増えていらっしゃるそちらの方は?」

家具屋「あら、気づいていなかったとは心外ね」クスクス

女「いや、私も知らないんだけど……」
以下略



21:名無しNIPPER[saga]
2016/09/18(日) 21:36:46.56 ID:6IqMHEM30
女「……そもそも、そんな必死になられても困るんだよね。私恋人いるし」

女(遠距離恋愛中だけど)

音姫「何を当たり前の事を言っているのですか?」
以下略



22:名無しNIPPER[saga]
2016/09/18(日) 21:37:27.15 ID:6IqMHEM30
女「……それ以前に、乙姫って前にどこかであった事あるの?」

乙姫「覚えてねえのか……女らしいぜ」ニヤ

家具屋「女さんの記憶から抹消されているなんて可哀相ね」クスクス
以下略



23:名無しNIPPER[saga]
2016/09/18(日) 21:38:18.18 ID:6IqMHEM30
乙姫「わたしと女が出会ったのは、ある雨の降る夜の事だった……」

乙姫「丁度わたしはその辺をぶらぶらしていてな」

乙姫「川辺を通りかかった時、川岸に何かの影を見つけたんだ」
以下略



24:名無しNIPPER[saga]
2016/09/18(日) 21:39:21.51 ID:6IqMHEM30
家具屋「あんたの想いって『女さんみたいになりたい』程度なのね」クスクス

乙姫「話の途中なんだから黙ってろ」

乙姫「女への思いを募らせる内に憧れからいつしか『あ』が抜け……」
以下略



25:名無しNIPPER[saga]
2016/09/18(日) 21:39:55.26 ID:6IqMHEM30
家具屋「それからは閉店を遅らせたりして女さんの帰りを待ち望んでいたわね」

女「……それでいつ通っても明かりが点いてたんだ」

家具屋「まあ、覚えていてくれたのね。嬉しいわ」フフフ
以下略



26:名無しNIPPER[saga]
2016/09/18(日) 21:41:04.13 ID:6IqMHEM30
家具屋「幾らあんたらが女さんの事をいつでも見ていて女さんの悪い姿に惚れたと言っても……」

家具屋「女さんの前科の一覧までは言えないでしょう?」クスクス

女「……えっ」
以下略



27:名無しNIPPER[saga]
2016/09/18(日) 21:41:47.04 ID:6IqMHEM30
音姫「ぜんか、って何ですか?」

家具屋「女さんの事なら、女さんよりも詳しいかもしれないわね」クスクス

女(不味いな……)
以下略



28:名無しNIPPER[saga]
2016/09/18(日) 21:42:19.20 ID:6IqMHEM30
家具屋「がっつく女は嫌われるわよ」クスクス

乙姫「……? 何の事だ?」キョトン

家具屋「今更純真アピールなんてしても遅いと思うけど」クスクス
以下略



29:名無しNIPPER[saga]
2016/09/18(日) 21:43:03.61 ID:6IqMHEM30
音姫「……」

乙姫「……」

家具屋「この程度で黙っちゃう程軟弱な感情なんて、惚れられた女さんが可哀相だわ」クスクス
以下略



30:名無しNIPPER[saga]
2016/09/18(日) 21:43:51.47 ID:6IqMHEM30
家具屋「女さん」

家具屋「私、女さんのおいたをいつまでも見逃してあげられる程優しくないの」

女「あなたが優しいなんてオキアミ程も思ってないから安心していいよ」
以下略



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