過去ログ - 提督「嵐の山荘で」不知火「二人きりですか。では安価ですね」提督「なぜ」
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8: ◆vMSeYbSya.[saga]
2016/09/19(月) 14:48:45.72 ID:qTEZLcRJ0
 暖炉を見れば薪はなく、エアコンはリモコンの電池が切れており、ストーブは当然のように燃料切れだった。

提督「なんてことだ」

不知火「……どんどん寒くなってきました」

 外を見ると、なんと雨は雪へと変わっていた。山の天気が変わりやすいからって、これはあんまりじゃないか?
 本当に凍死するかもしれん。不知火は艦娘だから平気だというのがせめてもの救いか。
 ただ、不知火も疲れている。なんとか暖を得る手段を探さなくては……。

不知火「……」

提督「……」

 ふと、不知火を見ていると急に頭の悪いことを思いついた。
 このシチュエーション、アレだな。雪山に閉じ込められた男女が、裸になってお互いを……という。
 いやいやいやさすがにないだろー。なんて思っていると、不知火がこっちを見ているのに気づいた。
 あ、顔をそらした。

不知火「……」

提督「……」

 何で不知火はさっきから何も言わないんだ? というか、俺も何も言わないのは。
 ……ひょっとして、不知火も同じことを考えているのでは。
 バカな、あの不知火がそんなはずは。

 寒い。

不知火「……」

提督「……」

 理性的な判断というのは、寒い中でもだんだんできなくなってくるものだなと思う。



どっちが先に言い出すのでしょうか(追加安価)
>>9


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