過去ログ - サイキック少女「バレた…」
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1:名無しNIPPER[saga]
2016/09/19(月) 14:24:29.98 ID:+yLVZgwpo
たまに安価とるかも



事の発端は二週間位前だ。学校帰りにビル街を歩いていると、不意に誰かが悲鳴を上げた。

「逃げろ」とか「上」とか言っていた気がするけど細かくは覚えていない。

私の近くにいたサラリーマン風の男性や、中学生位の女の子、荷物を持ったお婆さん。みんな上に視界を向けた。勿論私も含めて。

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2:名無しNIPPER[saga]
2016/09/19(月) 14:28:03.21 ID:+yLVZgwpo
遅すぎた。

もう走った所で絶対に間に合いっこ無い。

ゆっくりした悲鳴。
以下略



3:名無しNIPPER[saga]
2016/09/19(月) 14:31:09.88 ID:+yLVZgwpo
…多分一生忘れない。チカラで鉄骨を受けた瞬間の感覚。
おでこ側から脳ミソをバットでフルスイングされたみたいだった。

鉄骨は私の鼻先30センチ位で静止した。
皆唖然としている。でも皆何となく私の方を見ている。脳がズグズグ痛いのに加え、頭の先から尾てい骨までのラインがびりびりしびれる。
以下略



4:名無しNIPPER[saga]
2016/09/19(月) 14:36:07.86 ID:+yLVZgwpo
「は、やく…どいてよ…っ!」

絞り出すように叫んだ。
だが駄目だった。聞こえているのか、いないのか。皆へたりこんで動かない。今思えば腰が抜けて居たのかもしれない。

以下略



5:名無しNIPPER[sage]
2016/09/19(月) 14:36:49.85 ID:0osmYU6r0
期待


6:名無しNIPPER[saga]
2016/09/19(月) 14:39:40.96 ID:+yLVZgwpo
だからチカラをマットレスの様にまとめて、左手で薙ぐようにして三人を落下地点から押し退けた。

ギリギリだった。

悲鳴、その少し後に鉄骨が地面に激突する鈍い音。
以下略



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