11: ◆WQmrqzfTmTfY[saga]
2016/09/19(月) 17:47:47.17 ID:lDe6Yqrh0
 ちひろ「みくちゃん、諦めたほうがいいですよ。Pさんに磨いてもらえるなんてなかなか無いじゃないですか」 
 みく「ちょっ、ちひろさんそのりくつはおかしいにゃ!」 
 P「暴れるなって、すぐ終わるから」 
 Pチャンはみくの手を握った。それから爪にやすりをあてる。 
 なんだかPチャンが跪いて手を握ってて、これって傍から見たら従者を従えてるみたいじゃない?ほんとはやすりかけているだけなんだけど。 
 なんだかPチャンのみくより一回り大きい手のひらがやさしく手を握っていて、簡単に抜け出せるくらいのチカラで握られているのに、その甘い空間から手を引きたくは無かった。 
 女の子どうしで手をつないだことはたくさんあるのに、男の人に手を握られるとどうしてこんなにどきどきするんだろう。 
 みく「み…、みくは決してチョロくないにゃ」 
 P「どうしたよ急に。爪を磨いてるだけだぞ」 
 みく「ひぇぅ…」 
 P「しおらしいなあ、借りてきた猫みたいだ」 
 Pチャンの顔は爪にくぎ付けで、みくの方からは見えなかった。でもその顔はきっと照れて真っ赤なんだろう。 
 みく「うぅ〜…」 
 P「何うなってんだよ…、そんなに爪磨かれるの嫌だったか?」 
 みく「…んーん、それも恥ずかしくて嫌だけど、いちばんヤなのは照れ屋のPチャンが顔が見えないのをいいことにいろいろ言って来ることにゃ」 
 P「はあ〜!?このやろ!」 
 みく「なっ、Pチャンやめるにゃ!強く手をつかむにゃあ!いたいいたいいたいいたい〜!!」 
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