過去ログ - 春香「765プロ読書週間ですか?」
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7:名無しNIPPER
2016/09/19(月) 20:30:13.09 ID:2MMlyzhO0


P「まぁ、小鳥さんの言うことももっともだ。空気は読めてないけど」

小鳥「プロデューサーさんまでっ!?」

P「千早、内容の紹介をしてくれるか」

千早「わかりました」

千早「この本は彼女の書いた初の書き下ろし小説なんです。様々な女性にスポットライトを当てた短篇集で構成されているんですが、その女性たちというのが、歌手の華やかな姿に霞んでしまうコーラス・ガールやコンサートツアーを支える裏方スタッフなど他の小説では物語の主人公にはなりえないような人たちなんです」

千早「実はこの小説は彼女が上京してからの8年間の実体験だと言われているんですが、ジャンルとしてはフィクションになっているんです。どこまでが実際にあったことで、どこからが虚構なのかは未だにはっきりしていないのですけど、それでも彼女の感受性の豊かさや他人に対する誠実さなどが伝わってきて、彼女が往年のスターと呼ばれる程の歌手である理由がわかるような気がするんです」

P「意外だな……中島みゆきって曲も暗いしメディアにも出ないし、もっとなんていうか人間味のない人かと思ってた」

千早「そんなことないですよ。彼女がメディアに露出しなくなったのは、上京したてでテレビに初出演した時に何もわからず要領が悪かったのを、スタッフが偉そうにしているのだと勘違いし陰口を言っているのを聞いてしまったことがトラウマになっていると、他の著書で語っていました。私もテレビへの初出演はあまりいい思い出ではないので気持ちはわかります」

P「すまなかったな千早……」

千早「すいません。プロデューサーを責めたつもりはなかったんです」

P「いや、いいんだ。続けてくれ」



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