過去ログ - 花丸「今日も練習疲れたなあ…。」
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4:名無しNIPPER[saga]
2016/09/21(水) 01:51:56.03 ID:M3FiOxds0

―――

花丸「ず、ずらぁ……。」

善子「うっ、地獄の、門が開いてしまったのね……。」

ルビィ「つ、疲れたぁ…。」

練習後。3人とも部室でぐたりと突っ伏していた。

ランニング、ストレッチ、体幹トレーニング、バランス感覚を養う練習すべてが少しずつ増えていた。

さすがに増えすぎである。
正直明日もこなせるとは思えなかった。

善子「はあ…、とにかく帰りましょ。さすがに2年もへとへとだったし、明日は少し減るでしょ。」

ルビィ「う、うん、そうだね。善子ちゃんは今日は曜さんと?」

善子「ヨハネよ。曜さん、今日は千歌さんとリリーとお出掛けだって。」

ルビィ「じゃあ一緒に帰ろ!ルビィまたアイス食べたいなあ…。」

善子「あんた最近食べすぎじゃない?ずら丸じゃないんだし、冬眠でもするの?」

失礼な物言いに頬を机につけたまま見上げると、2人はゆっくりと荷物を詰め、帰る準備に取り掛かっていた。

自分はというと、いまだ胸の中で何かがとぐろを巻いて動いているようだった。

花丸「ふ、2人とも元気ずらね…。」

善子「まったくずら丸は。ほら、荷物詰めてあげるから早く準備しなさいよ。」

花丸「善子ちゃんありがとうずら…。」

ルビィ「ゆっくりでいいよぉ。アイスは逃げないもん。」

花丸「あはは…、うん、もう大丈夫。」

1、2度深呼吸をして胸を落ち着ける。うん、大丈夫。

楽しそうに笑うルビィと、仕方ないといった調子で鞄を2つ持つ善子に笑いかけた。



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