過去ログ - 花丸「今日も練習疲れたなあ…。」
1- 20
40:名無しNIPPER[saga]
2016/09/21(水) 02:33:30.92 ID:M3FiOxds0

梨子「私の話はこれでおしまい。」

果南「だいぶ遅くなっちゃったけど、マルはどうする?」

梨子「このままお泊りもいいかなって思うんだけど…。明日休みだもんね。」

花丸「お泊り…。」

すっきりと晴れ渡った心に、その言葉は魅力的だった。
しかし同時に、つい最近その言葉を聞いた気がした。

赤いツインテールと黒いお団子が脳裏で揺れる。

3人で過ごした練習後の時間。

随分遠い昔のような気がするなと思った瞬間、胸いっぱいに想いが湧いた。

言ってもいいのかな。誘ってくれているのに失礼じゃないのかな。

でも、2人はきっと許してくれる。

だって、友達だから。

花丸「マル、今日はあの2人に会いたいずら。だから、今はルビィちゃんのおうちに行きたいな。それで次の日は、早めに帰って本を読みたい!」

やりたいときに、やりたいことを。

急に呼んだらびっくりするだろうか。迷惑だろうか。
断られたら仕方ない。それでも、会いたかったんだ。

梨子と果南の顔色を窺う。



かなりこ「「たいへんよくできました。」」

2人は笑顔でそう言って、柔らかく抱きしめてくれるのだった。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
53Res/53.70 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice