27: ◆iCtkvfDqRw[sage saga]
2016/10/03(月) 21:51:16.89 ID:S5a4eXIOO
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「あんた相変わらず悪魔の犬なんてやっているのね」
美樹さやかが毒づく。
放課後の校舎の屋上。
夕日からはほぼ平行に光が差し、彼女の青い髪と髪留めに光が反射する。
「……あの悪魔、もう帰ったの?」
そうだよ、と、答えたが彼女の機嫌は直ってはいないようだ。
「あんた、まだ鹿目まどかの監視なんかやってるの?暇なもんだよね」
関係のない話が振られる。
僕は暁美ほむらからまどかを守護するように言われていることを説明する。
見ての通り、今は中断を余儀なくされているが。
「ふぅん……、あいつがやりそうなことだけど、あんたも気に入らないね。あんたらのほうこそ何かおかしなことを企んでいるんじゃないの?」
心外だなあ。
僕がそんなことをするように見えるのかい?
君は改変前のことで未だに僕を怒っているようだけど、僕には記憶がないんだよ。
と、僕は説明をする。
「なら、忘れないで……あたしはほむらもあんたも許さない。あたしはずっと覚えている」
その情報は重要であるか、どうか。
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