過去ログ - 勇者「かつて勇者の座を競った親友が鍛冶師になっていた」
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13:名無しNIPPER[saga]
2016/09/22(木) 18:42:03.02 ID:5F1WuC7a0
>>12
>「勇者」になれなかったことで良家の娘との縁談が破談となったり、
実家を無償で改装してもらえる話がチャラになった、などの話が明らかになったのはだいぶ後のことであった。


以下略



14:名無しNIPPER[saga]
2016/09/22(木) 18:43:50.76 ID:nnizistYo

ややバツが悪そうに、頭をかく鍛冶師。


「特別なお客ってのは、お前のことだったのか。ビックリしたぜ」
以下略



15:名無しNIPPER[sage]
2016/09/22(木) 18:44:31.78 ID:dfHON2AK0
改装とはともかく、場合によっては縁談チャラは一番心にこたえるからなぁ


16:名無しNIPPER[saga]
2016/09/22(木) 18:46:46.40 ID:nnizistYo

話すネタが尽きたところで、勇者が本題に入る。


「俺は今、陛下から賜った剣で戦っているんだが、それもだいぶ厳しくなってきた。
以下略



17:名無しNIPPER[saga]
2016/09/22(木) 18:49:39.38 ID:nnizistYo

二週間後、新しい剣が出来上がった。


「この剣なら、上級魔族どもにだって通用するはずだ」
以下略



18:名無しNIPPER[sage]
2016/09/22(木) 18:53:04.48 ID:zFyzAVONo
良い感じだ


19:名無しNIPPER[saga]
2016/09/22(木) 18:53:23.54 ID:nnizistYo

三日後、魔物との戦闘が発生する。

手強いが、今の勇者なら無傷で倒せる相手だ。
普通の戦士ならば、ここで新しい剣の試し斬りを行うだろう。
以下略



20:名無しNIPPER[saga]
2016/09/22(木) 18:56:30.80 ID:nnizistYo

勇者はあることを覚えていた。というより、勇者の頭にはある光景がこびりついていた。

「勇者」を決する戦いの直後に見せた、あの親友の顔――

以下略



21:名無しNIPPER[saga]
2016/09/22(木) 18:59:27.54 ID:5F1WuC7a0
剣に何かあるかと思っているのか?それは失敗フラグ……


22:名無しNIPPER[saga]
2016/09/22(木) 18:59:39.05 ID:nnizistYo

もし、あいつがまだ自分を憎んでいたら……?

もし、あいつが自分に復讐しようとしていたら……?

以下略



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