過去ログ - 大神「…もう決めたのだ。許せ」朝日奈「そんなの、嫌だよ…お願い、ドクターK!」カルテ.7
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◆takaJZRsBc
[saga]
2016/10/03(月) 23:09:57.88 ID:Wmei1aMu0
K「俺の目を見ろ」ギロ
葉隠「いや、えっと」
静かに凄むKAZUYAに威圧され、葉隠の全身からダラダラと滝のように汗が落ちる。
K「友人というのは双方向だ。片方が友人と思っていてももう片方がそう思っていなければ
それは友人とは呼べん。そんなものはただの便利な道具だ!」
K「お前の親の顔を見てみたいものだな。一体どんな教育を受けたらあんな発言が出来るんだ?」
葉隠「ッ……!」
KAZUYAは大きな溜め息をついた。心の底から疲れ切っているようだった。
K「……安広の手当をしなければならない。戻ろう。――ム? 気絶したのか?」
セレスは目を閉じたままKAZUYAの服をしっかりと掴んで放さない。
仕方ないので、KAZUYAはセレスを横抱きに抱え上げる。
石丸「先生! 先生もお怪我をしているのに……」
大神「我が代わるか?」
K「いや、この程度はかすり傷だ。問題ない」
事実、流血しながらもKAZUYAの足取りは確かでさっさとエレベーターへ向かって行った。
生徒達も一人また一人とその後へ続く。……葉隠ただ一人を残して。
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