過去ログ - 大神「…もう決めたのだ。許せ」朝日奈「そんなの、嫌だよ…お願い、ドクターK!」カルテ.7
1- 20
514: ◆takaJZRsBc[saga]
2017/05/22(月) 01:10:30.34 ID:/ooQNeCg0

ガーベラの咲き誇る部屋の中心で、希望と絶望が対峙する。


「貴様が本物の江ノ島盾子か?」

「その通りだ、人間よ」

「…………」

「って、あんた相手にいちいちキャラ変えても仕方ないか。面白い反応もしないし」

「ただのモデルではなかった訳か」

「超高校級のギャルは仮の姿。容姿端麗パーフェクト頭脳の超天才。それがアタシ。
 ま、テレビの前のあんた達にわかりやすく伝えるなら超高校級の分析能力ってトコかしらね」

「超高校級の分析能力……」

(……やはり天才だったか)


希望ヶ峰が誇る超天才、それが江ノ島盾子。そして、災厄。


「あんたって本当面白かったよ。同じくらいイライラもさせられたけどねー」

「…………」

(こうして見ても、ただの女学生にしか見えんな……)


KAZUYAの脳内に、急速に過去の記憶がフラッシュバックしていた。確かに、今ここにいる
江ノ島は彼の記憶の中の江ノ島盾子に相違ない。だが、改めて超高校級の分析能力者と知って
過去を眺めてみても、彼女は少し頭がキレるだけの高校生にしか見えなかったのだ。


(そして……そうだ。思い出したぞ。江ノ島といつも一緒にいた影のような女……)

(名前は何と言ったか……江ノ島の双子の姉だったな。確か……)


――戦刃むくろ。【超高校級の軍人】。




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/595.05 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice