過去ログ - 大神「…もう決めたのだ。許せ」朝日奈「そんなの、嫌だよ…お願い、ドクターK!」カルテ.7
1- 20
587: ◆takaJZRsBc[saga]
2017/07/03(月) 01:48:04.11 ID:aXcUBvN00

早々にギブアップし、入り口のすぐ外でへたり込んでいた腐川に大和田が手を貸す。
腐川は余程ダメージが大きいのか、珍しく素直に肩を借りて去っていった。


「全く情けない愚民共め。この程度で音を上げるからいつまで経っても上に上がれないのだ」

「みんなは医者志望でもないのに参加してくれたのだぞ! 僕はその努力を認める!」

「舞園さん、あなたは大丈夫なの? 何だか顔色が悪いように見えるけど」

「大丈夫です。私はまだ参加します」

「あなたがそう言うならもう何も言わないけど、気分が悪くなる前に抜けることを勧めるわ」

「舞園さん、あまり無理をしない方が……」


霧切と苗木が心配そうに舞園を見ている中、


「おら、行くぞ」

「えっ」


渋る彼女の手を掴んで引っ張ったのは桑田だった。


「で、でもっ……」

「そんな真っ青な顔で大丈夫なワケねーだろ。どーせ明日も明後日もやるんだしさ」

「舞園君! 心がけは立派だが、体調管理も勉強には必要だぞ!」

「……わかりました。では、また後で」


どこか安心した顔で、舞園は桑田と共に教室を出る。




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/595.05 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice