過去ログ - 大神「…もう決めたのだ。許せ」朝日奈「そんなの、嫌だよ…お願い、ドクターK!」カルテ.7
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703: ◆takaJZRsBc[saga]
2017/10/07(土) 21:24:28.67 ID:uF235zlB0

「フンッ!!」

「ガハッ!」


しばらく粘ったが、決着が着く時というものは存外拍子抜けする程あっさりしているものだ。

KAZUYAは類い稀なる肉体と才能を持っていて付け焼き刃とは言え十分な程強かったが、
それ以上に格闘の才能を持ち幼少のみぎりから道場で鍛えてきた大神は強かった。


「……我相手にここまで粘るとは、大したものだ」

「俺は強かったか?」

「ある男を除けば、今まで戦った中でも一番だった」

「そうか。……もう十分だ。一思いにやってくれ」

「…………」


KAZUYAは大の字に倒れ天井を仰ぎ見る。


「…………」

「…………」

「…………」

「…………?」


大神はその場に立ったままだった。立ったまま俯いていた。




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