過去ログ - 大神「…もう決めたのだ。許せ」朝日奈「そんなの、嫌だよ…お願い、ドクターK!」カルテ.7
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824: ◆takaJZRsBc[saga]
2017/12/30(土) 23:48:18.26 ID:Xt6a2Lgr0


    !      手      術      開      始      !



KAZUYAは躊躇うことなくメスで大神の腹部を切り裂いた。


石丸「せ、先生?! 何をされているんですか?! 何故開腹を?!」

K「手を止めるな! 挿管を最優先しろ!」


通常なら、まず内視鏡で食道の損傷具合を確かめながら胃のカッターの刃を取り出す。
食道に出血の恐れがないならばそのまま手順通り胃洗浄へ移行するはずだ。

開腹の余地などない。


K(わかっている! 今からやろうとしていることは賭けだ! だがこれしか方法がない!!)


KAZUYAは胃を露出させると、胃の幽門部(胃の下部で十二支腸に繋がる部分)を糸で
結紮(けっさつ)する。こうすればこれ以上毒が体内に入ることはない。また逆流しないように
胃の噴門部(胃の上部で食道に繋がる部分)も結紮した。これで毒は大神の胃の中だけに留まる。

その後のKAZUYAの行動はもはや狂気であった。


石丸「な、な、何をっ……?!」

不二咲「先生ぇっ?!」


気管挿管が完了し、空気バッグで大神の肺に酸素を送る石丸はKAZUYAを見て愕然とした。

彼がしていることは医学の知識のある者どころか、素人から見ても到底有り得ないことだったのだ。




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