過去ログ - 大神「…もう決めたのだ。許せ」朝日奈「そんなの、嫌だよ…お願い、ドクターK!」カルテ.7
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◆takaJZRsBc
[saga]
2018/02/12(月) 21:46:28.87 ID:JA3abNZw0
KAZUYAは咄嗟に右手を伸ばし、包丁の刃を掴んでいた。血が辺りに飛び散る。
朝日奈「あ、あ、あ……」
柘榴のように赤かった朝日奈の顔は、今やオダマキのように真っ青になっている。
石丸「西城先生ッ!!」
ジェノ「センセっ?!」
不二咲「指が……!」
K「……大丈夫だ。ギリギリ受け流した」
――結局KAZUYAにはいつものように力技で止めるしか方法が残されていなかった。
幸い指はちぎれなかったものの、けして軽傷ではない。
K「フンッ!」
KAZUYAは血まみれの指に力を入れ、朝日奈から包丁を奪い取ると遠くに放る。
朝日奈「あっ」
乾いた金属音が響いた。もう彼女の手には戻らない。
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