過去ログ - 大神「…もう決めたのだ。許せ」朝日奈「そんなの、嫌だよ…お願い、ドクターK!」カルテ.7
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918: ◆takaJZRsBc[saga]
2018/03/11(日) 23:43:40.61 ID:SvOHPnO30



  B R E A K ! !



苗木「僕は十神君も少しずつ変わってきてると思うんだ。確かに僕達とは次元が違うというか、
    考え方とか表現とか違う所はあるけど、でも確かに前より打ち解けてるでしょ?」

苗木「それに今の僕達では良い解決策が浮かばなくても、進歩し続けてる『未来の僕達』なら
    暴力なんかに頼らなくても解決出来るはずだ! そう信じようよ!」

舞園「それって、要は先延ばしにするってことですよね?」

苗木「そういうことになっちゃうね」

舞園「そんなの、そんなの何も解決なんかしてないじゃない……」

苗木「そうかもしれない。でも、舞園さんを犠牲にするよりよっぽどいいよ」

舞園「何で信じるなんて言えるの? 何で根拠の無いものを信じられるの、苗木君?」


苗木は今までの力強い目から、フッと力を抜いて微笑んだ。


苗木「知ってるでしょ? 僕の唯一の長所は、人より少し前向きな所なんだ。それに、今まで
    ここで起こってきた様々な奇跡を見てきたら、そのくらい簡単に信じられるよ」

苗木「今の自分が無理なら未来の自分、一人が無理ならみんなで! みんな一緒なら乗り切れる!」

舞園「ズルいよ……苗木君……そんなこと言われたら、私……」


舞園は揺らいでいる。あと少しだ。その時――




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