過去ログ - 提督「嵐の山荘で」叢雲「なんでアンタと二人きりなのよ」提督「仕方ない、安価だ」
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◆vMSeYbSya.
[saga]
2016/09/23(金) 14:55:12.78 ID:9wVQo2V30
叢雲(規定20) 4+1+3=10
提督(規定10) 4+2=6
・今思いついた追加ルール
同時に規定ポイントに達した場合は数字が大きいほうが勝ち、という大逆転ルールです
(がんばりすぎると先に潰れるわけです)
同じポイントの場合は引き分けで、お互いがお互いにひとつずつ言うことを聞かせることができます。
提督「はぁっ……だんだんキツくなってきたな」
叢雲「ふぅっ、へー、そうなの? 私はまだまだ余裕だけど」
提督「無理するなよ、叢雲。冷蔵庫にジュースがあったぞ」
叢雲「子供扱いしないでよね」
叢雲の頭の上に浮いている(サウナスーツのフードはその下にある)、耳めいた艤装もまだまだ元気だ。なかなか厳しい勝負になってきたか。
視線に気づいた叢雲が、なぜか恥ずかしそうに手で耳艤装を隠した。全然隠せてないが。
叢雲「ちょっと、何見てるのよ」
提督「見れば色々とわかって便利だからな」
叢雲「サイテーね」
提督「何を恥じることがあるんだ……。というかそれは一体なんなんだ」
叢雲「仕様書読んでないわけ?」
提督「さすがに艦娘全員分のものを隅々まで読むのは無理だ。スペックと運用上の諸注意とかは結構見たが」
叢雲「ふん、まあいいわ。これは試作型の発光信号用の艤装なの」
提督「ほう」
叢雲「頭の上についていて、浮遊式接続で全方向可動。光の色や点滅の間隔も調整できる優れものよ」
提督「それは便利そうだ」
叢雲「でしょう?(とくい)」
提督「でもそれ叢雲と、ごく一部の艦娘以外が付けてるの見たことないな。デザインもバラバラだし」
叢雲「うっ」
提督「冷静に考えると、海の上で艦娘程度の高さから光らせて、届く光を使って通信することってあんまり無いんじゃないか」
叢雲「むむむ……」
提督「そうか、だから試作型で終わったんだな。無用の長物……」
叢雲「うるさいわね!」
叢雲の声と共に、耳艤装が俺の顔へと飛んできた。な、なんだと! とても痛い音が二回鳴り、そして俺は実際に痛い。
提督「な、なにをする!」
叢雲「不勉強なシレーカンさまに、こういう使い方もできるってことを教えてあげたのよ!」
提督「そんな乱暴な使い方があるか! 壊れたらどうするんだ!」
叢雲「そこまでヤワじゃないわよ! 壊れたって、どーせ無用の長物でしょ!」
提督「戦闘以外で艤装を壊すと俺が文句言われるんだよ!」
叢雲「アンタの頭が硬すぎて壊れるなら自業自得よ!」
そんな風にしばらく激しく言い合った結果。とても疲れた。
叢雲「ふぅ、ふぇ……あー、無駄な体力使った」
そう言う叢雲の耳艤装は、ややへたり気味となっていた。
提督「まあ、こういう使い方が一番かもな……」
叢雲「ふぅっ、ん、なんか言った?」
提督「なにも?」
安価ルールは
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