過去ログ - 提督「嵐の山荘で」叢雲「なんでアンタと二人きりなのよ」提督「仕方ない、安価だ」
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◆vMSeYbSya.
[saga]
2016/09/23(金) 21:14:12.33 ID:9wVQo2V30
提督「……………………………………」
叢雲「……………………………………」
提督「……………………………………」
叢雲「……………………………………」
提督「……………………………………」
叢雲「……………………………………」
…………やばい。
…………意地の張り合いで限界を超えている気がする………………。
提督「……………………………………」
叢雲「……………………………………」
提督「……………………………………」
叢雲「……………………………………」
提督「……………………………………」
叢雲「……………………………………」
…………二人の呼吸音とトレッドミルの作動音、そしてそれにも増して嵐の音がとてつもない。
…………この山荘、大丈夫だろうか。
…………いや、俺たちはそもそも何をやっているんだろう。
…………このまま俺たちが死ぬと発見したヤツも混乱するだろうな。
…………こいつら、一体何をやってたんだ、って…………。
提督「……………………………………」
叢雲「……………………………………」
提督「……………………………………」
叢雲「……………………………………」
提督「……………………………………」
叢雲「……………………………………」
…………ああ、まだがんばってしまった。
…………思考も記憶も、もはや飛び飛びだ。
…………一体俺たちは何をやっているんだろうか。
…………さっきも似たことを考えなかったか。
…………どうだったかな……もう、よくわからない。
…………いかん、ちょっと……根性にも……物理的……限界……。
提督「………………………………!」
ふと気づくと、俺は床の上に立っていた。
叢雲「……………………………………」
叢雲はまだ気づいていない。……やれやれ。俺はわずかな距離を歩いて、叢雲の横まで歩く。……それだけの動作がキツい。
そして、叢雲側のトレッドミルの電源を切ってやった。
叢雲「……? ……!」
俺がスイッチへと手を動かしたのが視界に入り、やっと俺に気づいた叢雲が、ゆっくりと足を止めていく。
叢雲「…………終わった?」
提督「ああ、終わりだ……勝ったのは叢雲だよ、おめでとう」
叢雲「……そっか……」
勝ち誇るかと思ったが、そんな余裕もない。
膝に手をついて頭を下げ、激しく息をついている。サウナスーツのフードから、その髪の一房がするりと垂れる。
提督「とりあえず……水分補給と休憩だな……」
叢雲「そうね……」
俺たちは並んで歩き出し、同時に足をもつれさせて転んだ。
……このまま寝てしまおうか……。
叢雲(規定20) 19+7+がんばりで3=29 半分で14.5
提督(規定10) 9+4=13
というわけで、叢雲の勝ちでした。
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