過去ログ - 提督「嵐の山荘で」叢雲「なんでアンタと二人きりなのよ」提督「仕方ない、安価だ」
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◆vMSeYbSya.
[saga]
2016/09/25(日) 23:55:02.03 ID:hc0f+CUm0
叢雲「そういえばさ……」
司令官「なんだ?」
叢雲「走ってた時、なんで私のことばかり聞いたの?」
司令官「……あー、なんでだっけ」
実際、よく覚えてない。適当に思いついたことを話してただけだったからなあ。
叢雲「ねえ、なんでなの」
司令官「叢雲の26のひみつを解明するためだ」
叢雲「真面目に答えなさいよ」
蹴られた。
司令官「これが俺のあるがままなんだ」
叢雲「ああそう。そうですか」
もう一回蹴られる。
叢雲「これが私のありのままだから」
提督「暴力性を剥きだしにする言い訳に、その言葉を使うのはよくない」
叢雲「ふん」
そんなことを言いながらも手を動かし続け、そして洗う食器もなくなった。
よし。これで後は……。
提督「……じゃ、寝るか」
やっぱり寝よう。みんなもきっと俺たちのことを許してくれるさ。
なのに、なぜか叢雲は不満そうだった。
叢雲「もう?」
提督「もうって、俺たちは徹夜したんだぞ」
叢雲「みんなの到着まで起きていればいいじゃない」
提督「そうすると眠れなくなりそうだし……」
叢雲「徹夜なんて珍しいことじゃないでしょ」
提督「仕事で徹夜している分、ちゃんと寝たい……」
どうして叢雲は俺を寝かせてくれないのだろうか。
仕方ないので、ひきづられるままにソファに並んで座る。
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