過去ログ - 【ガルパン】逸見エリカ「友情は瞬間が咲かせる花であり、時間が実らせる果実である」
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37:名無しNIPPER
2016/09/24(土) 02:31:24.68 ID:+3HHJ9Wn0
「っ……いえ、元副隊長、でしたね」
「……お姉ちゃん」

この子……話しかけたのは私だというのに。

無視するなんて、いい度胸じゃない……!

「まだ戦車道をやっているとは思わなかった」
「お言葉ですが、あの試合の西住殿の判断は間違っていませんでした!」

席から立ち上がったモジャモジャが知りもせずにしゃしゃり出る。

「部外者は口を挟まないでほしいわね」
「……すみません」

そう、部外者に……私達のことを何も知らない部外者に、どうこう言われる筋合いはない。

あの試合の事で意見していいのは、私たちだけ。

その後、売り言葉に買い言葉でいろいろと言ってやった気がするがよく覚えていない。

……やめると言うから何も言わずに送り出したのに。

呑気にケーキなんか食べて、楽しそうに。

アナタの背中に追い付くために、捉える為に、私がどれだけ必死の思いをしているか知ってる?

そう、私達の許から逃げ出したかっただけなのね、アナタは。

私達を裏切ったのね、アナタは。

西住隊長の妹で、西住流家元の娘のアナタが、黒森峰の副隊長に、次期隊長に最もふさわしいアナタが。

そっちがそう出るんなら、こっちだって。

はっきりしていることは一つだけ。

あの子は、私達の敵。

私が欲しかったものを全部持っている癖にッ……隊長の横に並ぶべきなのは、私なんかじゃあなくてアナタなのにッ……どうして、ウチじゃあッ……!





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