過去ログ - 珠美「希望は前に進みますっ!」
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2: ◆YG3xWnxvMk[saga]
2016/09/24(土) 13:02:56.39 ID:TCRm3oCA0
翠「避けられてしまいましたか」

いつもと同じように落ち着いた翠殿。

ただ、いつもと違い、その眼は限り無く虚ろで、珠美は怖くなってしまいました。

珠美「もう一度聞きます。翠殿、これはなんの真似ですか?」

翠「あら?声が震えていますよ、珠美ちゃん」

当然です!

いきなり矢で射られそうになったら、誰だって怖いです。

しかし、珠美はその思いを声に出せませんでした。

翠「ふふっ、“超アイドル級の剣士”脇山珠美。貴女もいずれ、“此方側”に来ることになります。お楽しみに」

珠美はその場から動くことも、こえを発することもできませんでした。

ただただ体は震え、珠美の意識は遠退いていきました。



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