過去ログ - 珠美「希望は前に進みますっ!」
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3: ◆YG3xWnxvMk[saga]
2016/09/24(土) 13:21:56.40 ID:TCRm3oCA0
sideアヤ

アタイは珠美と分かれたあとで、美嘉に会った。

アヤ「おーい、美嘉!」

美嘉「アヤじゃん!ヤッホ★」

アヤ「何してんだ?こんなところで」

美嘉「んー?スカウト、かな」

アヤ「スカウト?なんだそれ」

美嘉「才能がないアヤには関係ないよ★」

突然アタイは才能がないと言われた。

アヤ「は?何だよ、才能って」

美嘉「うっさいなぁ…アヤには関係ないんだってば!」

気圧された。

美嘉にはいつもとは違う迫力があった。

美嘉「アタシはさ、才能のあるアイドルを、後には全世界を、絶望に染め上げたいんだ★」

美嘉の言っていることが理解できない。

才能?絶望?コイツヤバくないか?

ん?才能のある、“アイドル”をっ!?

アヤ「ッベぇなっ!アイドルってことは、事務所に行かねぇとっ!他のアイドル達が危ない」

美嘉「……もう遅いよ★」

アタイはその場から走り去った。

一刻も早く事務所に行きたかった。

でも――

珠美「」ドサッ

アヤ「珠美ッッ!?」

アタイの目の前で珠美は倒れた。

アヤ「気を失ってる……」

幸い、ちっちぇ体をしてるから、アタイは珠美をおぶって安全そうな場所まで走った。

アヤ「一体、何が起こってやがるんだ?」


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