過去ログ - 武内P「これは……私の抱き枕?」
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4: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2016/09/24(土) 20:02:28.56 ID:Pq23FA/x0
武内P「……アイドルが強く男を匂わせる物を持つのは避けてもらいたいのです。もちろん全て禁止するつもりはありませんが……さすがに、私の抱き枕は」

杏「ああ、よりにもよって最初に見たのが抱き枕だったんだ。あれはけっこう上……上の方? だから? そこまで深刻じゃないよ?」

武内P「あれより上があるということですか……」ハァ

杏「ほら、プロデューサーの精神衛生上よくないからさ。考えるの止めようよ」

武内P「私が気になっているのはもう一つあります。それは誰がつくり、そしてどれだけアイドルの皆さんからお金を取っているかです」

杏「やっぱそっちにも考えがいくよねー。皆売れてきて財布に余裕があるから、買い手が限定されていて多売できないという点を差し引いても、けっこうぼったくってるよ」

杏「まあ出来がいいから皆文句言ってないけどさ。ちなみにこの腕枕は2万5千円だよ」

武内P「……やはり製造元にあたり、このような法外な値段を取るいかがわしいことは止めてもらわなければなりません。双葉さん、どのようにして腕枕を購入したのですか?」

杏「購入ルートを調べても無駄だよ。直接顔を合わせない方法で商品をやり取りして、連絡や振り込みは海外経由」

杏「調べるだけ無駄で危険かもしんないことやめて、アイドルのモチベが上がるならそれでいいやって軽く受け止めない?」

武内P(あれでなぜモチベーションが上がるのでしょうか。いえ、今はそのことよりも――――)

武内P「……双葉さん。貴方は誰が販売しているのかご存じなのでは?」

杏「杏が? 何で?」

武内P「先ほど貴方はご自分のことを『全体を把握しきれている数人のうちの一人』と言いました」

杏「別にー。ただ誰が何をどれだけ持っているか、ある程度知ってるって意味で言っただけだよ」

武内P「それは違います。双葉さんがこの怪しい商売の存在をいつ知ったかはわかりません。ですがこの商売の消費者になることで、仲間であるアイドルが弱みを握られることを懸念しなかったとは思えません」

杏「……」

武内P「表に出すことは嫌いますが、貴方は思慮深く、そして仲間想いです。貴方は販売ルートを調べ安全を確認済みです。違いますか?」

杏「違うに決まってるじゃん。杏が販売ルートを確認した理由は単に、もし悪質な商品を握らされた時は殴り込みに行こうと思っていただけだから」

武内P「そういうことにしておきましょう」フフッ

杏「あ、その顔なんなのさ! 腹立つなー、もう」

武内P「も、申し訳ありません」サスリサスリ


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