過去ログ - メトロン星人「ああ、侵略も楽ではないな」
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35: ◆jcnhjCE8rg[saga]
2016/09/25(日) 21:18:16.92 ID:GhXOt5o/0
目兎「あ、すみません。ウーロン茶一つ」

店主「はいよ!」


………そういえば、母星のあの変人が自ブランドの茶をこの地球で作ったと自慢していたな。
今度調査サンプルを送る際に、返信便で送ってもらおうか。

ていうか例のチョンパマンにえらい目にあわされた後にその同族おちょくって帰ってくるって、あいつは何なんだ本当に。


しかし、この食べ物に限ったことではないが、特にこいつには厄介なことがある。

まかり間違って服に付けてしまうと、その洗濯がまた大変なのだ。
染み抜きの手段なども無論侵略の一環として調査済みではあるが、その手間は多大なものになる。

母星の技術を遣えば造作もない。だが、あくまで調査のため、地球人の技術を体験しなくては。


とか言っているうちに食べ終えてしまった。むぅ、名残惜しいが食べ過ぎは後の労働に支障をきたす。


目兎「ご馳走さまでした。お会計おねがいします」

店主「あいよ!!620円です、ありがとね!!」


支払いを済ませ、店を出る。しかしこの量でこの値段、安いな本当に。


目兎「そういえば、鎌も最近砥いでないな………今日終わったらやっておくか」


物の手入れは基本中の基本。
それは宇宙船の機器であろうと鎌の一本であろうと、革靴の一足であっても変わらない。

料理をした後の調理器具も、干物を干した後のネットもだ。

それができぬ種族には滅びあるのみだ。


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