過去ログ - メトロン星人「ああ、侵略も楽ではないな」
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39: ◆jcnhjCE8rg[saga]
2016/09/25(日) 21:24:15.23 ID:GhXOt5o/0
目兎「さて、と………」


まだやるべきことは残っている。

手と顔を洗って泥を落とし、服を着替える。
これからは別に出かける用事もない。ならば、この作務衣で決まりだろう。
温かくなってくるとこれが便利すぎて楽過ぎて困る。

そして洗濯物を回収し、アイロンをかけていく。
ぴちっと皺のとれた洗濯物はかくも美しい。ずぼらはどんな生命体でも敵というものだ。しっかりせねば。

それらをタンスに仕舞い、ハンガーを片付ける。


目兎「しまった、掃除が遅れたな」


致し方ない。簡単ではあるが、箒である程度はいて掃除機をかけ、廊下は雑巾がけで終わらせよう。
本当ならば新聞紙を使って窓の掃除もしたいが、それは明日にする。

しかし、この新聞というものは本当に便利だな………
発行元によっていろいろ偏向はあるが情報を得られ、読み終わった後の用途も豊富だ。

窓掃除、ちぎって撒けば畳の掃除、ゴミ焼却の時の点火用、何かしらの敷物。
その他、枚挙にいとまがない。


そんなこんなで掃除も終了。我ながら、簡略化したにしては上出来ではないだろうか。

さて、そろそろ夕餉の支度をせねばならないが、その前に私の楽しみが待っている。


目兎「………うむ、よく冷えている」


普段、変に違和感を覚えられても困るので使わないが。
実は私は、一定の範囲を不可視にし、認識を阻害する空間を発生させることのできる道具を持っている。

じゃあなんでそれをこのタイミングでのみ使うのか。
それこそが、私の楽しみだ。


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