過去ログ - メトロン星人「ああ、侵略も楽ではないな」
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9: ◆jcnhjCE8rg
2016/09/25(日) 03:40:27.50 ID:GhXOt5o/0
目兎(ぬ、砂糖が安いな………しかしまだ備蓄はある。無理して買い込んではむしろ無駄金だ)


できる宇宙人はこの程度の倹約など当たり前だ。

というわけで、私は3丁目のスーパーで目的の牛乳とトイレットペーパーをカゴに入れ、しばし品定めをしていた。


目兎「む、カリカリ梅がもうなかったか」


あれはいいものだ。ちょっとした時の口慰みにちょうどいい。買い足しておくとしよう。

その後もイワシのミリン干しや銀鮭、納豆などをカゴに入れていく。

ビールはまだあったな………アレも素晴らしいものだ。酒という文化は素直に評価に値する。
特に今日は草刈りの予定がある。汗をかいた後のキンキンに冷えたビールは至高の一言に尽きる。

とはいえ、それらは後だ。自転車を運転する予定が無くなった後でないと、飲酒運転になってしまう。
何度も言うが、人類の文化に迎合しているわけではなく目立たないためだ。

あと、スーパードライの安心感はなんなのだろうな本当に。エビスが一番好きだが、高い。


「おや、目兎さん」


突如偽名を呼ばれる。
振り返れば、そこには人類の中年男性が立っていた。
記憶を呼び起こすと………そうだ。この人は蕎麦屋を生業にする人で、近所の飲み屋で知り合ったのだった。


目兎「おや、これはどうも。買い出しですか?」

中年「ええ。とはいえ、かみさんがいない間に酒のつまみ買ってるだけですがねぇ」


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