2: ◆C2VTzcV58A[saga]
2016/09/25(日) 21:41:11.17 ID:yBifwRVVO
P「3人とも。外も暗くなってきたから、そろそろ帰ったほうがいいんじゃないか」
さくら「あ、はぁい」
亜子「プロデューサーちゃんもああ言っとることやし、帰ろっか」
俺の言葉を受けて、荷物をてきぱきとまとめ始めるさくらと亜子。
泉「………」
ただひとり、泉だけはちらりとこちらに視線を送って。
泉「ごめん。私、ちょっとプロデューサーと話したいことがあるから。先に帰ってて」
亜子「え、そうなん? ならアタシらも一緒に」
泉「えっと、できれば二人きりで話したいことだから……ごめん」
さくら「二人きり……アコちゃん、アコちゃん。なんだか秘密の香りがするよ」
亜子「気になるところやけど、いずみがそう言うならおとなしく帰りますか」
泉「……ありがとう」
さくら「じゃあイズミン! また寮でね!」
泉「うん、また」
P「気をつけて帰るんだぞ」
ひらひらと手を振りながら部屋を出ていく二人を、少しだけ申し訳なさそうな顔で見送る泉。
P「それで、話って?」
泉「今、話しても大丈夫?」
P「ああ。ちょうど作業も終わったところだ」
泉「そう。ならよかった」
今日はもうデスクワークとはおさらばだ。
席を立ち、泉が座っているほうとは反対側のソファーに腰掛ける。
泉「喉渇いちゃった。プロデューサー、何か飲む?」
P「麦茶、もらえるかな」
泉「了解。ちょっと待ってね」
スタスタと冷蔵庫の前まで歩いていき、麦茶入りのペットボトルを取り出す泉。
コップ2つに手際よくお茶を注ぐと、それらをお盆に乗せてこっちに帰ってきた。
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