過去ログ - モバP「甘えるいずみん」
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8: ◆C2VTzcV58A[saga]
2016/09/25(日) 21:45:17.27 ID:yBifwRVVO
泉「すんすん」

P「どうした」

泉「……タバコのにおいがする」

P「ああ、毎日吸ってるからな。嫌いか?」

泉「嫌いじゃないかな……お父さんも、タバコ吸ってるから。ちょっと思い出した」

P「なるほど。もしかすると、同じ銘柄かもしれないな」

泉「今度、聞いてみるわ」

泉にとっては、親族以外だと一番近い場所にいる男は俺なのだろうか。
さすがに、父親代わりができる年齢じゃないけどな。

泉「プロデューサーは、よくさくらの頭を撫でてるよね」

P「そうだな。ついつい撫でたくなる」

泉「ふふ、それ、わかる。すごいよね、さくらの頭」

P「撫でたくなる特殊な物質が出ているのかもしれないな」

泉「そうかも」

泉「………」

P「………泉?」

泉「………」

唐突に黙り込み、じーっと俺を見つめる泉。
その目は、明らかに何かを期待してるように見えた。

P「………」

P「ほら」

なでなで。

泉「……くすぐったい」

P「こんなところ、さくらと亜子に見られたらどうする?」

泉「うーん。ちょっと、恥ずかしいかも」

P「ちょっと?」

泉「……嘘。すっごく恥ずかしい」

P「だろうな」

泉「本当にね」

P「なら、これは二人きりの秘密だな」

泉「うん」

互いに笑いあう時間は、とても心地がよいもので。
泉もそう感じていてくれればいいなと、そう思った。



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