過去ログ - 佐城雪美「ハーモニカのお兄さん」 【ウルトラマンオーブ×シンデレラガール】
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22:名無しNIPPER[sage saga]
2016/09/25(日) 23:42:49.53 ID:A7Id/2Xm0

雪美(…………?)

 すると男はジャケットの内ポケットからハーモニカのような楽器を取り出し、口に当てた。
 彼もまた演奏を始める。雪美の奏でる旋律に合わせて。
以下略



23:名無しNIPPER[sage saga]
2016/09/25(日) 23:43:22.37 ID:A7Id/2Xm0

ガイ「で、お前さん――……雪美は、どうしてこんな場所で練習してるんだ?」

雪美「…………」

以下略



24:名無しNIPPER[sage saga]
2016/09/25(日) 23:44:01.93 ID:A7Id/2Xm0

 風が吹いて、ざあああっ……と葉擦れの音が鳴った。

ガイ「……よし!」

以下略



25:名無しNIPPER[sage saga]
2016/09/25(日) 23:44:32.49 ID:A7Id/2Xm0

雪美「刻んでいくストーリー、Hi-FiなDays――」

 歌が終わり、演奏も終えると、ガイは楽器を下ろした。
 前を向いたまま、呟くように言う。
以下略



26:名無しNIPPER[sage saga]
2016/09/25(日) 23:45:01.74 ID:A7Id/2Xm0

―――6日目

明「薫ちゃん、リズム安定させて! 麗奈ちゃんはもっと周りの音を聴いて!」

以下略



27:名無しNIPPER[sage saga]
2016/09/25(日) 23:45:36.23 ID:A7Id/2Xm0

明「それじゃ、みんな指示されたところを注意しながらもう一度最初から――」

 仕切り直しの演奏が今にも始まろうとしていた、その時。
 バタンッ! と大きな音と共に、レッスンルームのドアが開けられた。
以下略



28:名無しNIPPER[sage saga]
2016/09/25(日) 23:46:06.53 ID:A7Id/2Xm0

明「ちひろさん、どうしたんですか。みんな驚いてますよ」

ちひろ「はぁ、はぁ……そ、それが……」

以下略



29:名無しNIPPER[sage saga]
2016/09/25(日) 23:46:38.78 ID:A7Id/2Xm0

ありす「雪美さんっ!」

明「待って、雪美ちゃん!」

以下略



30:名無しNIPPER[sage saga]
2016/09/25(日) 23:47:08.08 ID:A7Id/2Xm0

雪美「ま…………待って」

ベンゲル「ふん?」

以下略



31:名無しNIPPER[sage saga]
2016/09/25(日) 23:47:36.51 ID:A7Id/2Xm0

ベンゲル「おい、早くしろ!」

 ようやく四歩目が終わったところで、苛立ちが隠せない声がした。

以下略



32:名無しNIPPER[sage saga]
2016/09/25(日) 23:48:07.08 ID:A7Id/2Xm0

 雪美が大人しくなったからかベンゲルは歩を緩めた。
 徐々に近づいてくる。僅か数秒の間、しかし感覚的には何百倍にも感じられた。

 そして遂に目と鼻の先まで来た。
以下略



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