過去ログ - 佐城雪美「ハーモニカのお兄さん」 【ウルトラマンオーブ×シンデレラガール】
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名無しNIPPER
[sage saga]
2016/09/25(日) 23:45:36.23 ID:A7Id/2Xm0
明「それじゃ、みんな指示されたところを注意しながらもう一度最初から――」
仕切り直しの演奏が今にも始まろうとしていた、その時。
バタンッ! と大きな音と共に、レッスンルームのドアが開けられた。
以下略
28
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2016/09/25(日) 23:46:06.53 ID:A7Id/2Xm0
明「ちひろさん、どうしたんですか。みんな驚いてますよ」
ちひろ「はぁ、はぁ……そ、それが……」
以下略
29
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2016/09/25(日) 23:46:38.78 ID:A7Id/2Xm0
ありす「雪美さんっ!」
明「待って、雪美ちゃん!」
以下略
30
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2016/09/25(日) 23:47:08.08 ID:A7Id/2Xm0
雪美「ま…………待って」
ベンゲル「ふん?」
以下略
31
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2016/09/25(日) 23:47:36.51 ID:A7Id/2Xm0
ベンゲル「おい、早くしろ!」
ようやく四歩目が終わったところで、苛立ちが隠せない声がした。
以下略
32
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2016/09/25(日) 23:48:07.08 ID:A7Id/2Xm0
雪美が大人しくなったからかベンゲルは歩を緩めた。
徐々に近づいてくる。僅か数秒の間、しかし感覚的には何百倍にも感じられた。
そして遂に目と鼻の先まで来た。
以下略
33
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2016/09/25(日) 23:48:34.81 ID:A7Id/2Xm0
しかしそうは問屋が卸さなかった。
ベンゲル「舐めるなガキがァァァッ!!」
以下略
34
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2016/09/25(日) 23:49:09.42 ID:A7Id/2Xm0
雪美「……?」
いつまで経っても振り下ろされる気配がない。
こわごわと目を開くと、ベンゲルが頭を抱えて呻いていた。
以下略
35
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2016/09/25(日) 23:49:39.41 ID:A7Id/2Xm0
ベンゲル「げふっ!?」
ベンゲルの声が、何故か雪美の後方から聞こえた。続いて、どんっという重い音が。
以下略
36
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2016/09/25(日) 23:50:07.81 ID:A7Id/2Xm0
ガイ「…………」
イチョウの木を優に超え、そばに立つ事務所のビルと比べても遜色ない、目測60mはあるかと思われる巨体。
高層ビルと並び立つ大きさになったベンゲルは、足元の雪美とガイに視線を向けた。
以下略
37
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2016/09/25(日) 23:50:38.79 ID:A7Id/2Xm0
雪美「…………!?」
雪美は目を見開いた。そこは、空の中だった。
下に広がるのは街並み。目を動かすと、すぐ上にあったのはガイの顔。
以下略
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