35: ◆8wHyN06QX.[sage saga]
2016/09/27(火) 22:51:21.62 ID:JfzybdmN0
ノンナ『……まほさんには恋する相手がいたようですが』
エリカ(……え゛っ!?)
まほ『……そうだな。私なりに攻めていたんだが、まったく気付いてもらえなかった』
エリカ(ムキーッ!どこのどいつよ!その朴念仁の唐変木は!この手でぶん殴ってやるわッ!あ゛ぁぁぁぁぁぁ!羨ましすぎて胸が張り裂けそう……)
エリカ(はぁ……たくさんアピールしても振り向いてもらえなかったのはそういうことだったのかしら……)
ノンナ『それは苦労されましたね』
まほ『あいつと顔を合わせて自分なりに近づいたり、みほや君たち戦車道の友人から受けた助言を実行するたび心臓が高鳴って仕方なかったよ』
まほ『心臓が過労で止まるんじゃないかと毎日ヒヤヒヤだったが、確かに楽しかった』
エリカ(知らなかった、隊長にそんな相手がいたなんて……ほんと、誰なのかしら)
ノンナ『そんな相手がいながらお見合いを決めたのはどうしてですか?』
まほ『私は長女として西住流を継ぐ必要がある。叶わぬ恋より、見合いで相手を決めたほうが確実だからな』
まほ『…………まぁ、というのは建前だ。本当はあいつに来てほしい』
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