36: ◆JfOiQcbfj2[saga]
2016/09/28(水) 18:48:42.56 ID:UB/pX29A0
「迎えにきてくれるですか!あ、でも……」
なんとなく仁奈の言葉からまゆはある程度察することができていた。その本人はというと困ったような表情でまゆを見つめる。返答に困ったのはまゆも同じである。
まさか、このタイミングでこのような事態になるとは思ってもいなかったからだ。
「まゆおねーさん、仁奈どーしたら……」
さっきまでの明るい表情からおろおろと泣きそうな顔になってしまった仁奈に、まゆは微笑んだ。
「仁奈、どうすればいいですか?まゆおねーさんとプロデューサーとも遊びてーですけど……でも」
まゆは小さい仁奈の頭に手を置いた。
「いいんですよ。今、仁奈ちゃんがどうしたいか。っていうことが大事ですから」
「まゆおねーさん……」
しばらく間が空いたが、仁奈は意を決したように携帯に向けて口を開いた。
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