過去ログ - 勇者「やっぱり子供は最高だね」戦士「んえ?」
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96: ◆qj/KwVcV5s[saga]
2016/10/09(日) 18:21:38.95 ID:4WrV29x6o

――文学部図書室

詩人(やはり恋の詩集がいいな)

詩人(む。これは僕がついこの間執筆した本ではないか。そうか、仕入れたのか)

詩人(この図書室の管理人は優秀だな)

オルフェウス名義で出版している本はいずれも大ヒットしており、
アポロン君は学生でありながら生活に充分過ぎる収入があった。

占術師「あら、アポロンさん。こんにちは」

詩人「あっ……」

詩人「……図書室にはよく来るのかい」

占術師「ええ。いつも奥の席で本を読んでいます」

占術師「私はよくあなたを見かけていましたよ」

詩人「そうか。まあ僕は目立つからね。その場にいたらわかりやすいだろう」

2人とも図書室には頻繁に訪れている。

しかし、アポロン君はいつも考え事に夢中で、
ただ同じ教室にいるだけの人間のことはいちいち記憶に残してはいなかった。


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