過去ログ - 喜多日菜子「今日は何の日かご存知ですかぁ?」 モバP「コンビーフの日だろ」
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◆WZ.cGtUvzg
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2016/09/28(水) 21:48:53.26 ID:MJ5Ag4q70
・シンデレラガールズのSSです
・初投稿です
・地の文があります
・妄想注意!
SSWiki :
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2
:
◆WZ.cGtUvzg
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2016/09/28(水) 21:51:02.98 ID:MJ5Ag4q70
◆喜多日菜子
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花火祭り
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グリッターステージ
以下略
3
:
◆WZ.cGtUvzg
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2016/09/28(水) 21:54:07.48 ID:MJ5Ag4q70
事務所のドアがノックされたのは、暖かい春の日差しが降り注ぐ、二時前のことだった。
「おはようございます〜」
間延びした声と共に入ってきたのは、ウチに所属しているアイドルの喜多日菜子。
以下略
4
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◆WZ.cGtUvzg
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2016/09/28(水) 21:56:51.82 ID:MJ5Ag4q70
モバP「おはよう、日菜子。今日はいつもに輪をかけて来るのが早いな。ダンスレッスンは四時からだろ?」
日菜子「むふっ、今日は始業式だったのですが、予定より早く終わったんですよぉ」
モバP「そっか。じゃあ今日も時間まで妄想していくのか?」
以下略
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名無しNIPPER
2016/09/28(水) 21:57:47.88 ID:2SVmtgIF0
須賀京太郎様に処女膜捧げる
6
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◆WZ.cGtUvzg
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2016/09/28(水) 21:59:27.08 ID:MJ5Ag4q70
モバP「日菜子も二年生になったから、青色のリボンってわけか」
日菜子「そうなんです、今日から日菜子も日菜子先輩になっちゃうんですよぉ。ちゃんと上級生出来るのか、少し不安ですけどね……」
モバP「大丈夫さ、日菜子なら。妄想ばかりしているが、案外しっかりしているし、周りも見えていることを、俺は知っているからな」
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7
:
◆WZ.cGtUvzg
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2016/09/28(水) 22:03:39.18 ID:MJ5Ag4q70
モバP「一年と少し前か、俺が秋田へ出張したとき、中学生の日菜子を見つけたのは」
日菜子「むふ、急に『アイドルにならないか』なんて言われた時はビックリしましたよぉ」
モバP「あの時は俺も新人だったからな。こんなかわいいアイドルの原石を逃すまいと必死だったんだよ」
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8
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◆WZ.cGtUvzg
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2016/09/28(水) 22:07:17.48 ID:MJ5Ag4q70
モバP「もうこっちの生活には慣れたか?」
日菜子「はい、お気に入りの服を売っている店を回る、日菜子コースだって沢山できましたよぉ♪」
モバP「日菜子コースか、浅草花火大会のときにも言ってたな。地元にも日菜子コースがあるって」
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9
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◆WZ.cGtUvzg
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2016/09/28(水) 22:11:13.95 ID:MJ5Ag4q70
初めて会ったときのモコモコ日菜子
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10
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◆WZ.cGtUvzg
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2016/09/28(水) 22:13:35.87 ID:MJ5Ag4q70
静かな部屋に、エアコンが暖かい空気をはき出す音が響いている。
暦上は春になったとはいえ、まだまだ肌寒い日も少なくない。
俺は勤め人として常にスーツだから良いとはいえ、日菜子は薄手な春の装いをしていることが多い。
以下略
11
:
◆WZ.cGtUvzg
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2016/09/28(水) 22:17:01.25 ID:MJ5Ag4q70
日菜子「……ところで、Pさん」
モバP「ん? なんだ?」
日菜子「今日が何の日か……ご存知ですかぁ?」
以下略
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◆WZ.cGtUvzg
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2016/09/28(水) 22:20:18.47 ID:MJ5Ag4q70
モバP「あははは、冗談だって。本当は日菜子もご存じの通り……」
日菜子「むふっ、そうですよぉ♪」
モバP「"公立学校始業式の日"じゃないか」
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13
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◆WZ.cGtUvzg
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2016/09/28(水) 22:24:59.19 ID:MJ5Ag4q70
モバP「そういや部活と言えば……日菜子って一年の時は手芸部だったよな?」
日菜子「はい〜、日菜子は手芸部でしたよぉ。妄想しながら色んな小物を作るのって、とても捗るんですよねぇ♪」
モバP「ほう、どんな風に捗るんだ?」
以下略
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◆WZ.cGtUvzg
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2016/09/28(水) 22:28:21.37 ID:MJ5Ag4q70
日菜子「次にお姫様人形、もといお姫様日菜子人形も作るんですが、ここからが大変なんですよねぇ」
モバP「やっぱり日菜子がお姫様役なんだな」
日菜子「お姫様の体は王子様とほとんど同じですが、ドレスに力を入れちゃいます!」
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◆WZ.cGtUvzg
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2016/09/28(水) 22:32:28.24 ID:MJ5Ag4q70
モバP「ずいぶんと凝った作りなんだな」
日菜子「そりゃあもう! 王子様に釣り合う恰好じゃないと、恥ずかしいですから〜」
モバP「他にはどんなのを作ったりしたんだ?」
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◆WZ.cGtUvzg
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2016/09/28(水) 22:36:04.72 ID:MJ5Ag4q70
日菜子「いえ、日菜子、手先はそこそこ器用だと思うんですけどぉ、編んでいるときに妄想しちゃいまして……」
モバP「なんとなく結果が読めた」
日菜子「気が付いたときには、手の部分が普通の二倍くらいまで長くなってしまったりとか、胴体の幅の部分が大きくなりすぎて、王子様じゃなくて白馬用のサイズになってしまったりとかして」
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◆WZ.cGtUvzg
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2016/09/28(水) 22:40:26.50 ID:MJ5Ag4q70
「もうPさん! 日菜子のことをからかって楽しんでませんか?」
いつも以上に困り眉の日菜子は、頬を膨らませながら抗議してくる。
ふくれっ面の顔でさえ凄味がなく、ただただかわいいだけの日菜子に笑いそうになるが、何食わぬ顔でやり過ごす。
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18
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◆WZ.cGtUvzg
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2016/09/28(水) 22:44:09.04 ID:MJ5Ag4q70
「十六歳の誕生日、おめでとう」
「――ありがとうございます、Pさん♪」
日菜子は驚きのあまりか、一瞬真顔になり、それから花のように顔をほころばせた。
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◆WZ.cGtUvzg
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2016/09/28(水) 22:48:06.30 ID:MJ5Ag4q70
「わ、日菜子にプレゼントですか? 開けちゃってもいいんですかぁ?」
「ああ、もちろん」
日菜子はラッピングを破かないように、綺麗に開封していく。
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20
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◆WZ.cGtUvzg
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2016/09/28(水) 22:52:09.28 ID:MJ5Ag4q70
「むふふ……日菜子、こういうドラマチックなシチュエーションは何度も何度も妄想してきましたぁ。でもどんな妄想も……今のこの気持ちにはかないませんねぇ」
「さ、日菜子。せっかくだから付けて見せてくれよ」
「はい! えっと……あれ? Pさん、これサイズが……」
以下略
21
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◆WZ.cGtUvzg
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2016/09/28(水) 22:56:13.21 ID:MJ5Ag4q70
その時、入口の方からドアが開く音と共に、ちひろさんのただいま帰りました、との声が聞こえた。
ガサガサというビニール袋の音の大きさから察するに、お昼後の備品購入は大量だったようだ。
目をグルグル回している日菜子を見て、俺は笑いながらイスから立ち上がる。
以下略
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