過去ログ - 早坂美玲「もう帰るッ!」
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14:名無しNIPPER[saga]
2016/09/29(木) 12:35:13.50 ID:XYVBSEB90
美玲「ファン...」

つかさ「そう、演技者や生産者は消費者に求められてナンボ、だからそんなくだらないことで悩むなっての」

つかさ「自分で思ってるイメージとか自分の気持ちってのももちろんあるだろうけど、仕事でやってる以上そんなのは二の次三の次」

つかさ「アタシらは自分に似合ってるとかそういうの考える前に、目の前の仕事を全力でやるしかねえってこと」

美玲「......」

つかさ「あとさ、もう一つだけ」

美玲「な、なに?」

つかさ「今日の仕事、プロデューサーが持ってきた仕事なんだろ?お前のために」

美玲「う、うん...」

つかさ「ってことはさ、プロデューサーは美玲にならできると思ってるわけだろ、美玲なら応えてくれると思ったわけだろ」

美玲「...うん」

つかさ「そう思うならさ、ここでサボってるヒマとかねえんじゃねえのって話」

美玲「......」

つかさ「まっ、どうすっかはお前の勝手だからあとは好きにしろよ」

美玲「...な、なあ!」

つかさ「んっ?」

美玲「い、いっこだけ聞いても...いいか?」

つかさ「なんだよ」

美玲「その...つかさの目から見てでいいんだけど...」


美玲「このドレス...ウチに似合ってるか?変じゃないか?」


つかさ「ああ、よく似合ってる、可愛いと思うよ」

美玲「...そっか」

つかさ「ていうか、お前がそれ着るのを決めたのってプロデューサーだろ、自分のプロデューサーのことそんなに信用してないのかよ」

美玲「えっ?う〜ん、信用してない...わけじゃない...」

つかさ「ふーん」

美玲「あっ!でもすぐに撫でてくるところはキライだッ!ひっかくぞッて脅かしても笑ってるところもキライッ!それにいやだって言ってるのにつっついてくるのも...」

つかさ「あー、わかったわかった、んでそれ以外は?」

美玲「それ以外は...まあ...キライじゃ...ない」

つかさ「ったくもう...」


「おーい!美玲ーっ!」


美玲「あっ、プロデューサー」


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