過去ログ - 高垣楓「特別な貴方との、特別で普通な日常」
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5:名無しNIPPER[sage saga]
2016/09/29(木) 18:26:27.38 ID:QHWt9jpM0
 それはあります。

 欲しいもの。普段では、普通では、特別でなければ触れられないようなたくさんのもの。

 特別な場所。特別な時間。特別な品物。

 けれど、私にとって貴方は特別だから。

 貴方と二人で居られるなら、私には、どんなものも特別だから。

 だから、ごめんなさい。

 特別な何か、という貴方の言葉に、私はすぐ特別なものを返して求めることができません。

 できません。……でも、だけど。

 もし。もし、叶うなら。

 特別でもなんでもない普通で普段通りの日常、それを願っても、貴方が許してくれるなら。

 私はそれが欲しい。

 何か特別なことをするわけじゃない。普段通りに起きて、出掛けて、眠って。そんな日常。

 それを、私は貴方に叶えてほしい。

 そんななんでもない日常を、貴方と特別に彩りたい。

 貴方と、過ごしたいんです。

 私の普段通りの日常を、貴方に寄り添ってもらいながら、一日。

 ……どうでしょう。

 許してもらえますか。貴方との一日を、過ごさせてくれますか。

 ねぇ、プロデューサー。


「私のお願い、叶えて、もらえますか……?」


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