過去ログ - 高垣楓「特別な貴方との、特別で普通な日常」
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9:名無しNIPPER[sage saga]
2016/09/29(木) 18:29:38.37 ID:QHWt9jpM0
「……ん?」

「楽しみです。楽しみで、本当に楽しみ……」

「楓さん」

「……はい?」

「今、一緒の布団とか一緒にお風呂とか、聞こえたんですが」

「ええ、言いましたからね」

「え?」

「?」

「いやそのあのはい、えっと、どういう」

「どういうも何も、そのままですよ。言ってくれたじゃないですか、私の日常を私と一緒に過ごしてくれるって」

「や、まあ、それは言いましたけど」

「目覚めて出掛けてお風呂へ入って眠る。私の、なんでもない日常ですよ?」

「いや、そのなんというか、一緒っていうそのことの規模というか意味が思っていたのと違うというか」

「……ダメだ、ってことですか?」

「ダメでしょう」

「プロデューサー……私に、嘘を吐いたんですか……?」

「や、嘘とかじゃなく」

「でも無駄です。言質は録ってありますから」

「……そのレコーダーはいつの間に」

「留美さんが大人の女性の嗜みだからと」

「あの人は……」


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