過去ログ - 小鳥「春香ちゃんがケダモノになった」
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126: ◆3NFA8aQ7oc[sage]
2016/10/02(日) 00:13:14.93 ID:Lmn19t9qO
雪歩  「 ♪ ♪ ALL LIGHT ♪ ♪ 」

雪歩  「 ♪ ♪ 笑顔の光で ♪ ♪ 」

美希「・・・」ミキィ

『道中拾ってきた』金属製の星々を『投げ込む』

美希「駄目なの」

雪歩  「 ♪ ♪ ALL LIGHT ♪ ♪ 」

雪歩「 ♪ ♪ 夢に太陽を上げよう ♪ ♪ 」

伊織「っん!」

伊織は保存していた光を全て、叩き付ける!

伊織「・・・無意味、ね」

雪歩  「 ♪ ♪ 今すぐ ♪ ♪ 」

雪歩「 ♪ ♪ どこまでだって ♪ ♪ 」

雪歩「 ♪ ♪ さあ出発オーライ ♪ ♪ 」

目配せをするアイドル達、

全員でロケットを蹴って闇の方へジャンプする!

ロケット視点の映像は急速に小さくなってゆく闇13人のアイドルを映す

そして、美希の能力による映像の中継が途絶える


ロケットの運転席、たった一人の運転手は

地上のファン達と同じく、ただ黙って拍手を送っていた

ロケット操縦席の一部が開く、

ロケット運転手「・・・」

石川の声が再生される

石川「お疲れ様・・・『片道ロケット制御任務』の完遂を祝して、
     私からの簡単なプレゼントを用意したわ」

操縦席からでた入れ物には、タバコ三つ、強い酒の小瓶、そして自害様の銃があった

運転手は迷わず酒をあおると愚痴る
ロケット運転手「・・・石川閣下も気が効かないな、つまみがないじゃないか、
        あと、コレ、なぁ・・・」

タバコを三つとも床に落とし、踏みつぶす

ロケット運転手「明日の朝、子供にパパタバコ臭〜いって言われたらどーしてくれんだっての」

モニターに映る闇を見る

ロケット運転手「『生きて帰らせてくれる』くらいの非常識、見してくれんだろ・・・」



春香「暗い、何も聞こえない、寒い・・・」

手を繋いで、ブラックホールへ向かった彼女達であったが、突如ライブ維持作用を上回る
圧倒的重力場で、離ればなれになってしまう

春香(自分の声すら聞こえない・・・今私は喋ってるのかな)

春香「・・・っていか、もう死んでたりしてー、アハハ」
春香(ハハハ・・・あれ、『手がない』?)

正しくは全ての触覚が無い、感じるのは『寒さ』だけ

春香(できることは・・・歌うことだけ、ですね)

春香『ー?』

春香(え?あれ?一曲も、歌詞が思い出せない)

現状に理解が追いつくと同時に、絶望が春香を襲う

今の自分は魂だけの状態であると


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