過去ログ - 小鳥「春香ちゃんがケダモノになった」
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97: ◆jPpg5.obl6[sage]
2016/10/01(土) 01:04:51.37 ID:FYOMQ227O
ーーーー  三十分前   律子、落下、独白後

涼「夢子ちゃんはアイドル志望だった筈だ!しかもそんなことするような人間じゃない!!」
涼「律子姉ちゃんは狡猾で頭が良い、信じられないよ」

律子「それでいいわ、私は涼を守りきれなかった・・・ゴホ」

涼「・・・でも」
涼「歌、気持ちが籠もってた・・・まるで千早さんみたいに・・・」
涼「どういうことなんだよ・・・っ」

あずさ「こういうのは夢子ちゃんに聞くのが早いと思うわ〜」

涼「!?知ってるんですか」

あずさ「私ね〜、こっそり夢子ちゃんのアイドル師匠?みたいなことやってるの」

涼「て・・・ことは夢子ちゃんはやっぱりアイドル志望・・・
  いや、あの実力なら現役アイドルかな?」

あずさ「いえ?彼女は軍人よ?」

涼「!??」

ガサガサ
周りの茂みから銃を持った黒服達、
その中には女性もいる・・・桜井夢子も

兵士長「涼様、お疲れ様です、対象者の身柄を引き渡してください」

涼「夢・・・子・・・ちゃん」

夢子「・・・」

兵士長「ははは、雑談は後にしていただけますか?
    その、触覚が一本の方は、移動系のギフテッド持ちですし
    二本の方は、小狡さそのものがギフテッドでありますから・・・」

涼「なんでっ!そんな所にっ!いるんだよっ!」

夢子「1000人の日高舞計画」
夢子「・・・怖かったのよ」

兵士長「私語をするんじゃぁない馬鹿者!」

夢子「」

あずさ「えぇとね、夢子ちゃんのお父さんが軍人さんでぇ〜
    計画の候補者から外す代わりに
    彼女を軍人にしたってカンジかしらね〜」

夢子「『アイドル兵にしようとして、どうせ、死ぬ』
   よりも『軍人として雇う』方が国とってはメリットがあるから・・・」

涼「そんな!あの時、僕よりもアイドルの実力はあった!!
  それより実力のある今の夢子ちゃんなら必ず生き残れる筈だ」

夢子「あなたの様な才能は私にない、
   それに『あの風景』を事前に見て、鬼神化を望む人間なんていると思っているの!?」

『あの風景』とは鬼神化因子を取り込んで暴走し、
肉がめくれ上がり、発狂する人々の映像だろう
それがどれだけおぞましいかは、直で見た涼が一番わかっている
わかっている上で・・・

涼「この・・・弱虫!!」

夢子「なっ」

兵士長「涼様の様なバケモノでは無いんです、
    『ただの凡人の見る夢』を焚きつけて、生き急がせないでください」

夢子「・・・そういうこと」

涼「なんだよ・・・なんだよ・・・それっ」

兵士長「では、引き渡しを・・・」

あずさ「あら〜ピンチかしら〜」

涼はあずさ、律子を持ち上げ
あずさ「あららー?」
兵士長「涼様!!?」
ジャンプする
もちろん、ステージへ向けてである。


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